「10ve in the Φ」KinKi Kids
いやなんか久々だー。
バリボーは女子も終わって今日から男子ですね。
いろいろ迷っていたのですが、明日のさいたまラウンド行ってきますYO!
駅(@電王)見てきます(笑)(←さいたまスーパーアリーナは特撮ロケの聖地です)(2週に一度は臨(幻)獣拳士かイマジンが出現してます)(そして電王の駅内部はたまアリ内部です)
そろそろ
楽曲大賞が始まるようですし、いい加減聞き逃してたものを聞こうと思って少し前にレンタルしてきた↓
永遠に(完全初回限定盤)
永遠に
ほんとはVoyagerも借りたかったんだけど貸し出し中で無かったので断念。
いやぁ…ほんと「永遠に」がどうにも退屈なのでどんなもんかと思ったら残り3曲がもらさず名曲すぎて超テンション上がりました。
ファンの間で評判良い(…ですよね?)「夢幻ノスタルジー」はもちろん、「旅路〜」もすごい好きです。buddyって良い言葉だネ!
「涙、ひとひら」も言わずもがな。だから井手さんはハズレないってば。
「旅路〜you're my buddy.〜」はまぁ古いっちゃぁ古い感じだけど…歌詞がうまいことハマってて程よく萌え程よく聞き流せる、私にとってかなり良いテンションで聞ける曲かも。
てか歌詞の内容も微妙にKinKiさんっぽい…?まぁ彼らの曲ってこじつけようと思えばいくらでも出来るんだけどさ。
「夢幻ノスタルジー」はもう歌い出しから秀逸です。またいつものごとく専門知識なんか微塵もないのですが、ちょっと高めに始まる“刹那に咲いて”っていうフレーズとそれを歌う剛さんの声ががとんでもなく切なくて良い!
てか歌詞の語彙的には若干たきつばっぽいな。ぽいんだけど…よりドラマチックなメロディが効いてる感じですかね。
あと私去年のアルバムでは「iD〜」がTop3に入るくらい好きなんですがあれと同様1番と2番でハモりが入れ替わるのがたまらんです。
2番Aメロのガラスが割れる音なんかも安直だけど安っぽくないのが素敵。
あーしっかしほんとに歌うまいなぁ…
…とか思いながら金曜に引き取ってきましたSPECIAL 10VE。
Φ【完全初回限定盤】(DVD付)
KinKi Kids
そこまで聞き込んでないんですが色々圧倒されますね。
なんだろ、去年のiDは楽曲のタイプがとっても私好み、というか私の求めるマイナー調ながらもややポップでファンタジックなKinKi、みたいなところでバランスよく散っていて、
それがまた当時の少し寂しくなっていたころの自分自身の心情に寄り添ってくれたような部分があって、私の中では多分ついにDを抜いて1位になった…と思うんだけど
今回のは前作ほどの幅、というか、前回上手いこと折衷されていたポップさっていうのがほとんど無くて(「風の色」、くらいかな。「BRAND〜」はシングルだし別枠でしょう)
少し無機質なところでまとまってる印象が強いんだけれども…なんですかね。その中に時折入ってくるコーラスの生々しさとかふっと感じる柔らかい歌声や音の感触にはっとして
なんかこう…KinKiさんすっごいなぁ…としみじみ感じるタイプの名盤かと思います。はい。
あと全体に歌詞が後ろ向きっぽいのが感傷に流れがちな部分を引き留めている効果もあるのかなぁとか。
つか紅茉來鈴さん(←読み方すらわからん)が超気になるんですけどどうなんですかね。
私はDinoさんのときは完全に直感的に「あぁこれは…」って思いましたが、剛さんは感覚もそれを吐き出す技術も結構流動的だから捕らえきれてないしな私…ただ「諸行無常」とかは安直すぎな気もしますが。
あ、「銀色 暗号」は普通に良いです。ホントに愛かた続編っぽい感じですよね。まぁ個人的にはもう少し違う味わいのスパイスも欲しかったかなぁって気もするんですがやっぱりふたりとも天才すぎるよね。
なんかもう、天才のベクトルがまるで違うのにこういうときにひとくせもふたくせもあるメロと歌詞が想定外の領域でピタっとはまってしまうからKinKiって奇跡なんだって思っちゃうのよね…
実際はきっと「since 1997」ように、まるでズレている部分があるのも真実なんだろうとは思うんだけど…こういうのがある限りやっぱり姓が同じなだけあってルーツにあたる部分が同じなのかな、とかね。乙女なロマンを押し付けたくなってしまう。
それから私は行くわけじゃないのでアレですが、これでどうやってコンサートやるんだろう、って気にはなるなぁ…普通に「歌える」曲が少なくないです…か?
特に要であろう「10ve in the Φ」と「since 1997」がすごい難しそうだよね。うーん。
まぁしばらくは楽しませていただきます。